クローズアップ 2017  輝きの女たち

もっと素敵にドレスコーディネート
ショーの企画、演出、構成も手がける

阪本 寿美さん
LOVE WEDDING
ドレススタイリスト


 秋の婚礼シーズン。ドレスのAからZを熟知し、その日を最高の花嫁にドレスアップする県下トップのドレススタイリスト。この18年間、新郎新婦のドレスコーディネートは1000組を越える。提案したドレスを着た瞬間に新婦が見せる「キラキラした目の輝きは私にとって最高の喜び。この仕事は天職です。」といい切る。  一途にこの道を突き進んできた。洋服が好き、踊りが好き、ミュージカルが好き。「好き」が形になったのは高校時代。大分東明高校に入学しバトントワリングに出会った。全国でも有数の有名校。バトンを自在に操り、美しくスピーディな演技を競うハードなスポーツ。キャプテンになりPL学園女子短期大へ進学、バトントワリングに明け暮れた。卒業後は母校の平松学園でバトントワリングの講師を6年。衣装は海外の衣装を参考にしながら自分でデザイン、振付けも独自性を発揮した。  「今の私のベースを作ったのはこの時期ですね。教えることの楽しさ、やり甲斐にも気づかされた」。それでも「洋服が好き」をあきらめきれず、ドレスコーディネーターの道を探る。26才で婚礼衣装の「レイジーシンデレラ大分店」に入社。コーディネーターとして新郎新婦の衣装選びのほかショーのプロデュースやバイヤーとして東京、京都、イギリス、イタリアなどへの買付業務、会社のブランディング、プロモデルの育成など13年間にわたって貴重な経験を重ねた。  今でも恩師と仰ぐ女性上司に「自主性を伸ばしてもらった」と。ステップアップを自分に課し転職した「フォーシス アンド カンパニー別府杉乃井メゾン」でも上司に恵まれた。時間との戦い、プレゼンに必要な数字の裏付けなど店長として教わることの多い2年半だったが、仕事で腰を痛め退職。その頃、恩師である元上司が独立。再び一緒に衣装に携わることに。新婦をより美しく魅せるためのドレスを提案する「LOVE WEDDING」を立ち上げたのは2015年。さかえ写真スタジオ内の「Anne Wedding」もサポート。ドレスを身にまとう機会が少ない日本では「ほとんどの花嫁が自身を輝かせるドレスを知らない。花嫁のウェディングスタイルをもっと素敵に。花嫁専属のスタイリストとしてお手伝いしたい」。  昨年開校したホテル&ウェディング専門学校で講師を務める。ドレスコーディネーターとしての必須は「まず体力。臨機応変の対応、常に人のためを考える」現場での実践力も教える。  ところで自身のブライダルは「夢はダンナさんのスタイリングです」と大きく笑った。


●プロフィール
 昭和48年大分市に生まれる。
 踊るのが好き、ミュージカルが好きな少女は大分東明高校バトントワリング部へ。
 PL学園女子短期大でバトンを続け卒業後、母校(学校法人・平松学園)で6年間、バトントワリングの講師を務める。
 26才の時、大手貸衣装「レイジーシンデレラ大分店」に入社。
 ドレスコーディネーターの経験を積み、ステップアップを目指し「フォーシスアンドカンパニー別府杉乃井メゾン」に転職。
 店長として九州を統括。2015年、ドレススタイリストとして独立。
 市内に「LOVE WEDDING」を立ち上げる。
 明日香国際・ホテル&ウェディング専門学校の講師。
 趣味でクラシックバレエを習う。


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