クローズアップ 2018  輝きの女たち

全国から40団体のフラチームが競演
別府がハワイに変身する5月の祭典

吉野 可奈子さん
第2回フラフェスティバルin別府
実行委員長


 「フロもいいけど フラもいい」全国有数の温泉地・別府がハワイに変身する。「第2回フラフェスティバルin別府」が5月12日・13日、別府駅前通りや北浜公園を中心に開かれる。その実行委員長を務める。今年は県内外のフラチーム40団体が競演。昨年に続いてミス・アロハフラ2007に輝いたケオニレイさんも出演する。
 「大分から20団体、奄美大島や東京、埼玉、京都などからフラチームが参加してくれる夢のような競演です」と笑顔が弾ける。第1回は昨年5月に開催。800名のフラ愛好家、約3000人の観客が別府に集った。地域の活性化や流動人口の増加国際文化への理解など観光地・別府をアピールする「ハワイ化計画」のアイデアが次々に生まれた。
 本職は別府みらい信用金庫の職員。何か趣味をと始めたのがフラダンス。15年になる。10年前、職員の部活の一つとして「みらいHula部みらガール」を創部しリーダーになる。部員20名。地域貢献にと老人会や施設をボランティアで訪問。9月の敬老会は大活躍。「喜んでくれ、たくさんの拍手をもらう。会場が一体感に包まれ、私達も感動を味わえます」。
 数年前、鹿児島信用金庫の依頼で同地のフラフェスティバルに参加した。賑わいに目を見張った。地元の人たちとの交流、地域貢献、経済効果など考えさせられることが多かった。「別府でもできるよね」。郷土愛に火がついた。計画をあたためること3年。みらガールのスタッフが中心になって「別府・ハワイ化計画」をコンセプトにした「フラフェスティバルin別府」実行委員会は昨年発足。営業推進部ライフサポートチーム係長という肩書も背中を押した。商店街や地元企業の支援も受けた。参加者が別府の街歩きを楽しめるよう街角フラスポットを計画、別府の竹細工をアピールするハワイ楽器プイリの製作、ウクレレのワークショップ、ハワイアンフード&フラショップの展開などなど。フラ教室の先生、出会ったフラの友人も前面的に応援、彼女の人柄がしのばれる。開催日を間近にし「会社をはじめ地元企業、商店街など皆さんの支援があってのフェスティバル。たくさんの方に観に来てほしい」。
 事務服からフラの衣装に着替えて撮影。朝日が海から昇る別府の街、ヨットハーバー。ハワイ化のステージは整った。


●プロフィール
  大分市生まれ。
大分豊府高校から関西外国語大学卒業後、大分みらい信用金庫へ入庫。
窓口係、融資係、渉外担当を経験後、現在は営業推進部。
2008年、職員の会「信友会」の活動の1つとして「みらいHula部みらガール」を創部。
以来10年間Hula部員約20名とともにフラダンスを通じてボランティア活動を続ける。
2017年、みらガールと、地元の有志とともに「フラフェスティバルin別府実行委員会」を発足。
5月「第1回フラフェスティバルin別府」を開催。
今年5月に開催する「第2回フラフェスティバルin別府」の実行委員長を務める。40才。


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