MY LIFE 2020  輝きの女たち

用具を使い音楽に合わせて楽しく体操
創成期に資格を取得し母娘で健康づくり

横山 きぬ子さん、美智代さん
日本3B体操協会 公認指導者

 母娘ともに公益社団法人・日本3B体操協会の指導者。ボールやベルなどの用具を使い音楽に合わせて行う体操。来年創立50周年というから健康体操の草分け的な存在。大分県支部指導者は県下に70名いるという。
 母、きぬ子さんは89才。今年7月で90才になる。背筋が伸び足どりは軽い。肌もきれいで若い。とても高齢には見えない。「体操のおかげかな」と笑う。夫の転勤で移り住んだ福岡で3B体操の指導者の資格を取得した。42年前のこと。大分に戻ってからも体操を続け現在も大分市内を中心に5会場で指導する現役の先生。
 「3B体操のよいところは音楽に合わせて楽しく運動ができること。用具を使うので遊びの感覚があり体に無理なく安全です」。生徒は20年、30年も続けている人も多く「一緒に年をとってきました。100才まで続けます」と前向きで明るい。
 娘の美智代さんは母の影響で30代で始めた。宅建の資格を持ち、現在はビル管理事務所で働きながら、夜の教室3会場を指導する。創立45周年記念全国大会が大分市で開催された時は県支部長として大役を果たした。
 美智代さんは、実は女性大分表紙は2度目。撮影の折り「39年前に一度、大分銀行に勤めていた頃に」と。バックナンバーを調べてみたらあった。昭和57年5月25日号。京都女子大短期卒、大分銀行に入社。着物が似合いそうな日本的な女性で読んでいる本は『万葉のいぶき』と紹介している。結婚後は退職し1人息子は自立。現在は母と2人暮し。「パラサイトしています」と屈託ない。
 きぬ子さんは昨年まで車を運転して各会場を回っていたが娘からとめられ今は美智代さんが代行運転。指導者の勉強会や新しい技術の習得など「1週間があっという間に過ぎてしまう。結構忙しいんです」と2人。で、3B体操の他、特に趣味はなくて日々、教室の準備に追われる。生活習慣病の予防や若さを維持するためのストレッチ、基礎体力を維持するための筋力運動、心身をリラックスさせる遊びの運動などボールやベル、ベルターの用具を使いレクリエーション感覚で行なっていく教室は笑いが絶えない。
 「みんなに会えるのが楽しい、コミュニケーションづくりにも一役買ってます。笑いながら話しが出来る」。
 今年は創立50周年記念プレ大分県大会が3月29日(日)に豊後大野市大原総合体育館で、6月21日(日)に杵築市文化体育館で開かれる。
 「交流タイムや親子ふれあいタイムなど楽しい催しが予定されています。一般参加は無料。ぜひたくさんの方に参加してほしい」と美智代さん。少子高齢化が進む大分県、健康寿命の延伸にも大きな一歩を記す2人だ。



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