MY LIFE 2020  輝きの女たち

「生まれ変わったら酵母になりたい」
日本酒と発酵食品の素晴らしさを発信

三浦 すみれさん
エステティックサロン「グランクレール」 代表

 コロナ禍で外出自粛が続き消費低迷が続くなか「蔵元を応援したい」と日本酒オンライン飲み会を企画、5月30日実行した。
 「生まれ変わったら酵母になりたい」というほどの日本酒好き。2年ぐらい前から感銘を受けたお酒、日本酒好きな人と繋がりたい等々インスタグラムで発信。全国の日本酒ファンでつくるグループ「愛酒クリーム」代表Moririn130さんに誘われ営業部長になった。今回の企画は地元の三和酒類、丸田酒舗の協力を得た。「愛酒クリーム47都道府県日本酒の輪を巡る旅in大分」。飲み会用のお酒は和香牡丹純米吟醸。「ZOOM」での飲み会は午後7時スタート。杜氏の話や蔵見学も盛り込んだ。準備期間は2週間と短かったが「予想外の参加者にびっくり。地元の日本酒をアピールできた」。味を音楽にしたらと醸造作曲家による曲も生まれた。日本酒好きの輪がさらに広がった。次回は愛知県のお酒を楽しむとか。
 目標が定まったら一直線の行動派。生まれは横浜。メイクアップアーティストを目指して美容専門学校に入学。卒業後、化粧品メーカーのインストラクターとして5年間勤務。結婚して2人の子供を育てながら東京コレクションのメイクなどを担当した。夫の実家がある大分へ2011年移住。大分の新鮮な野菜に感動。農園を借りて野菜づくりに専念。無農薬野菜の会社までつくった。
 次のステップは美容。16年、バリ島でバリニーズエステを学び翌年、市内田室町にエステティックサロン「グランクレール」をオープン。施術するなかで内面美容の大切さに気づき腸内環境を整える発酵食品の素晴らしさをリスペクト。日本酒の虜になった。美容整骨師やファスティング(断食)カウンセラーの資格を取得。サロンでもアドバイスする。もともと料理好き。ぬか床はもちろん、麹も手づくり。ある日の夜ごはんは発酵プレート。娘がリクエストする発酵サラダチキンは毎日。「原料の酵母が美と健康をつくってくれます。日本酒と発酵食品を広めていきたい」。
 仕事を終え、家事をすませた午後10時からが至福の刻。「すみれ酒」は1日3合がルール。自宅には日本酒用の冷蔵庫が2つ。香りやうまみ、程よい酸、キレなど日本酒のおいしさを語る言葉は豊富。最近飲んで感銘を受けたお酒は、森嶋、菊鷹、寒菊…アンバサダを務める「6号酵母は18本持ってます」。
 愛酒クリームのメンバーは全国に1万1千人という。インスタグラムで情報交換しながら「日本酒を飲まない若い人たちとも一緒に楽しめる会にしたい」という37才。もちろん地元大分のお酒や日本酒好きとも交流。美と健康を両手いっぱいに今夜も「日本酒SUMIRE」のハートを鷲掴みにする至福の夜が待つ。



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