MY LIFE 2020  輝きの女たち

「その人らしさ」をおもしろ可愛く
1人10分で仕上げる「幸せ」オーラ

さつ(SATSU)さん
似顔絵アーティスト

 笑顔が底抜けに明るい。自身が得意とする「おもしろ可愛く仕上げるライブスケッチ」が紙面から飛び出したよう。表情も豊かで、相手の望みをふんわり受けとめる。しかも1人10分で仕上げるという凄技の似顔絵アーティスト。
 府内5番街の一角に「さつのにがおえアトリエショップ」がある。結婚式の似顔絵や還暦、父の日、母の日の祝い、子ども、ペットなどが壁面にずらり。どの似顔絵も笑っていて幸せそう。その横に有名人のカリカチュア。カリカチュアとは人物の性格や特徴を際立たせるために誇張や歪曲を施した人物画のこと。さんまや鶴瓶、マツコ・デラックス等々。思わず吹き出してしまった。特徴を誇張することでリアル感が増し「らしさ」が表現される。
 本名は潮目紗希子、蒲江出身。幼少から絵が大好きで佐伯鶴城高校時代に似顔絵にハマる。が、山口県立大学(環境デザイン科)に進学。20才の時、浅草で国内外のカリカチュアアーティストのコンベンションがあり、「職業としてもやっていける」と確信。卒業後、似顔絵専門会社「カリカチュア・ジャパン(株)」に入社。2010年から18年まで在籍。店長や教室講師、各種メディア出演など経験。カリカチュアの国際大会も10回近く出場し、総合優勝や部門優勝、トップ10など受賞歴は多数。今年はウィーン大会でゲストスピーカーとして招待されていたが「新型コロナで中止。残念です」。国によって個性があり欧米は誇張、日本はかわいい系だそうな。学生時代に約1年間アメリカ留学の経験があり、英語でのコミュニケーション、パフォーマンスの対応も可能。観光地の浅草や京都は外国人との交流が面白かったという。
 大分へUターンしたのは2018年。31才の時。フリーランスとして活動を開始した。出身地、佐伯でのイベント会場やショップで似顔絵を描く。画材はペンと色鉛筆が主。1対1で向きあう時間。面白度をコントロールしながらクオリティーの高いエンターテインメントを目指す。「喜んでもらえた時はうれしい」。
 価格はA4サイズで顔のみ・白黒1000円。リクエストに応じたカラーの作品は3000円。「早い・うまい・安いが一番でしょ?」と屈託ない。似顔絵以外にビジネス用の名刺、キャラクターデザイン、ロゴマーク等の作品も手掛ける。彼女のキャラクターと作品の上手さが加わり地元メディアだけでなく全国メディアの出演も少なくない。7月29日は日テレの「ヒルナンデス」生放送に出演。「ぜひ見て下さい。でも大分はケーブルじゃないと見られない」そうだ。
 身長173p。身体全体から「幸せ」のオーラを放つ。「笑顔で生きること!自分のアトリエを持つこと」が目標という33才。可能性は無限大。



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